看護部からのお知らせ

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ICLS勉強会レポート

2016.01.20

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8A病棟では3年ほど前から毎月の病棟会でICLSコースのトレーニングを行っています。
今回はその様子を取材しました。

「ICLS」とは「Immediate Cardiac Life Support(突然の心停止に出会った時の対処法)」の頭文字を取った略語で、医療従事者のための蘇生トレーニングコースです。緊急性の高い病態のうち、特に「突然の心停止に対する最初の10分の対応と適切なチーム蘇生」を習得することを目標とし、実技実習を中心としたコースです。

8A病棟では、ICLSを取得した4名の看護師が中心となり、病棟での心停止を想定したシナリオを用意し、各担当(リーダー・発見者・心臓マッサージ・AED・アンビュー・連絡・ライン確保)に分かれ毎月トレーニングを実施しています。配役は予め決めておくことが多いのですが、突然の異常事態を想定し今回は配役を決めず、研修の場で役割を与えトレーニングを行いました。
患者さんの容態急変は予期せず起こります。日頃から準備しておくことは看護師としての責任です。この取り組みは茨城県看護研究学会で発表し、知識技術の向上だけでなく、スタッフの自主的かつ主体的な活動効果にもつながっています。

今回は病棟での研修の様子を紹介しましたが、他にも院内で行っている研修やイベントなどが様々ありますので、順次紹介していこうと思います。