県内で透析治療に携わる医療従事者が集う茨城人工透析談話会がこのほどつくば国際会議場で開かれ、当院透析室の看護師がポスター発表を行いました。
継続看護が必要な患者抽出のため、当院では「外来スクリーニング」を行っていますが、透析室では昨年継続すべき看護が途切れてしまった事例があったことから、「透析室―外来―各病棟の連携の必要性」を痛感。外来スクリーニングを患者さんの心理的・身体的・社会的側面をとらえたものに変更し、家族への聞き取りも行うことで継続看護につながった事例が運用開始3ヶ月で4件見られました。
自作のポスターを指差し説明する村井さん
=11月14日、つくば市竹園のつくば国際会議場
その後も勉強会を重ね「途切れない看護」の目標の下スタッフ一丸となって業務に当たっているということです。村井さんは「これからも患者さんに最適な医療を提供するために仲間とコミュニケーションをとっていきたい」と話していました。