看護部からのお知らせ

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認知症の基礎知識研修

2019.05.30

今日は、対応力向上研修として、「認知症勉強会」が開催されました。

講師は、当院の精神科認定看護師の荒井看護師です。

世界では、年間に約990万人が認知症となり、約3.2秒に1人が発症している計算になるとのことです。日本では、2020年には65歳以上の5人に1人が認知症となる、と予測がされています。

これに伴い病院での入院患者さんの認知症の方が多くなっています。そのため、認知症の理解とケアの方法を学ぶことがとても重要になってきます。

今回の研修は、認知症の4大原因疾患である「アルツハイマー病」「レビー小体型認知症」「前頭側頭型認知症(ピック病)」「脳血管性認知症」の特徴を学びました。

認知症の方へのケアとしては、入院時にBPSD(周辺症状)・せん妄予防の看護計画を立案してケアを実施していくこと。そして、「認知症の方は、自分が病気であり治療が必要だということが認識できない。」という事を看護師が理解することが大切です。リアリティオリエンテーションを行いながら入院中の治療やケアをすすめることも重要であることを学びました。

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