看護部からのお知らせ

看護部からのお知らせ

看護師長主任合同研修会;RRSについて

2019.05.29

看護師長主任の合同研修会を毎月1回開催しています。

毎月の担当部署が、マネジメントに関する事、時には臨床実践に関する事等様々なテーマを決めて研修会を開催しています。

今回のテーマは、「RRS:Rapid Response System;院内救急対応システム」の運用とそのマネジメントについて行いました。

RRSとは、「入院患者の容態変化に早期に介入することで、病態の急激な悪化を防ぎ、急変による予期せぬ心肺停止を回避する仕組みです。院内心肺停止になる前に、早期に患者さんの急変に気付き、心肺停止になる前に介入することで予後を改善することを目的にしています。」

今回の担当部署は、HCUでした。HCUの看護師長と主任は、救急ワーキングのメンバーであり、筑波学園病院のRRSの仕組みづくりを行いました。講師は看護主任2人が担当しました。講師の坂本主任は、集中ケア認定看護師で、RRSでは、看護師が測定する「呼吸」の重要性をとても分かり易く説明してくれました。

突然の心肺停止事例の約70%は心肺停止の約8時間前以内に呼吸状態の増悪を呈しており、約66%が約6時間以内に異常症状や徴候を呈していると言われています。

e1449054954359e2b6203b2ddb351736-1650444218.jpeg