看護部からのお知らせ

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外来看護師3名がリウマチケア看護師に認定されました

2021.03.08

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当院外来の荒井みどり看護師、永田真由美看護師、岡田由美子看護師が、公益財団法人日本リウマチ財団登録リウマチケア看護師(以下リウマチケア看護師)に認定されました。

関節リウマチは慢性疾患であるため、医師の診察と投薬内容の調整を受けるだけではなく多職種による細やかで継続的な関わりが重要となります。
その中でも看護師は重要な役割を担っており、患者さんの困っていることを深く聞き取り医師と橋渡しすること、服薬や生物学的製剤の自己注射手技指導、家族による介護などの関わり方の指導、心理的なケアなどを行います。
ベテランの看護師になると医師が見逃してしまうような些細な患者の変化にも気づき、医師に報告することで患者さんの問題が大きくなる前に解決に結び付けることがあります。

3名の看護師は、リウマチ膠原病内科外来に中心的に関わっており、患者さんに提供する知識と技術のスキルアップを目指して、患者さんの課題について情報共有したり、院内学習会や学会発表を行い、そして今回リウマチケア看護師の申請を行いました。

リウマチケア看護師は、2010年にリウマチ性疾患のケアに関する優れた看護師の育成を目的に、日本リウマチ財団によって作られた資格で、取得によりリウマチケアに優れた看護師であると公的に認定されます。
しかしこの資格は、指導患者名簿10例やリウマチ性疾患ケア指導記録の作成・提出、教育研修会での20単位以上取得等、取得までのプロセスが非常に困難な資格なのです。

この資格に見事認定された3人からのメッセージです。

「リウマチケア看護師の認定を目指す勉強はとても大変でしたが、患者さんの表情の変化から困っていることや不安を汲み取り話していけるようになり、信頼関係を作りやすくなりました。患者さんに寄り添い、困っていること、悩んでいることを相談してもらえる看護師、医師と患者さんの橋渡しとなれる看護師を目指したいです。患者さんから日々教えて頂くことはたくさんあります。これからも患者さんに近い存在になれるよう精進していきますので、どうぞ宜しくお願いします。」

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