これまで当院病棟では、クリスマスに向けてクリスマスツリーの準備や隣接する看護学校の生徒からのメッセージカードなどを患者さんに配り、患者さんに少しでも季節を感じていただこうと工夫をしてきました。
そんな中、栄養科から素敵なクリスマスプレゼントが届きました。
嚥下訓練食を召し上がっている患者さんに対し、鮭のフレークで星を片取りニンジンとブロッコリーのペーストでデコレーションしたシチューです。なんとも華やかですね。
栄養士の方に訪ねると新型感染症が猛威を奮う中でも、少しでも和んで頂きたいとの思いから、このようなアイデアが浮かんできたのだと言います。
人の思いが形になった瞬間だと感じました。先が見えない世の中ですが、人を思う力がきっとこの暗い時代を救ってくれる気がします。