看護部からのお知らせ

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前期消防避難訓練が行われました

2018.10.01

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9月28日(金)、前期消防避難訓練が行われました。
当日は、患者さんや来院者の皆様にはご迷惑をお掛け致しましたことをお詫びすると共に訓練にご協力頂きましたこと、この場を借りてお礼申し上げます。

訓練は、15時頃に3A病棟リネン庫より出火したという想定で開始。
模擬出火後、職員による初期消火と同時につくば市消防本部へ通報。全館放送ならびに各所での避難誘導が開始されました。
患者役の看護師による担架使用での避難や、敷地内保育所ポプラの園児達の避難誘導訓練も併せて行われ、約10分で所定場所への避難は無事完了。訓練参加者は皆ほっとした様子でした。

その後は、救助袋の説明・実際の使用訓練。救助袋とは、避難する際に窓から降下させて、布状の袋本体の内部を滑り降りる避難器具のひとつで、垂直に滑り降りる垂直降下式救助袋と、ほぼ45度の角度で張り渡してその内部を斜めに滑り降りる斜降式救助袋とがあります。当院設置の物は斜降式救助袋です。
今回の実演は外来屋上からから1階の救急入口付近への脱出。参加者は看護師など5名です。皆初体験で、今にも声を出してしまいそうな人や固く目をつぶって下を見ないようにする人など、不安と緊張いっぱいでしたが無事実演を終えました。
最後につくば市消防本部からの指導・講評、当院原田病院長からの総評で終了・解散となりました。

火災等は起こらないに越したことはないのですが、万が一の際には患者さんをスムーズに避難させられるようにこうした安全訓練は欠かせません。今後とも筑波学園病院は患者さん第一主義で何事も行っていきたいと思います。