11月11日(金)に、2類感染症に感染した患者さんの受け入れシミュレーション訓練を感染委員会の看護師と医師を中心につくば保健所と常総保健所の合同で実施しました。
当院は、2類感染症の入院や治療を担当できる医療機関として県知事の指定を受けた病院です。
2類感染症とは、感染力・重篤度・危険性が高く、行政へ早急な届出が必要な病原体を言います。2類感染症には、結核、ジフテリア、SARSなどがありますが、今回はMERS(中東呼吸症候群)を想定しての訓練となりました。
保健所との連絡体制や、院内に受け入れてからの診察の流れや患者移送の際の導線や規制区域の確認などを、外来受診の患者さんに配慮しながら、実践同様に行いました。
患者さんに直接関わる看護師は、PPE(完全防護具・マスク・手袋・ゴーグル)を着用しバイタル測定や検査の介助、外来の診察室から病室までの患者さんの移送を実施しました。
当日は、外来と病棟の一部を閉鎖し訓練を実施しました。外来ご利用・入院中の患者さんならびにそのご家族にはご協力頂き有難うございました。