看護部からのお知らせ

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県看護協会から「クールベスト」10着寄付

2021.09.03

日夜新型コロナウイルス感染症の最前線に立つ看護師を支援しようと、このほど茨城県看護協会(白川洋子会長)から防護服の下に着用できるクールベストが当院に寄付されました。

寄付品はベスト10着と、胸部や腋の下、背中などのポケットに装着できる保冷剤60個。日本看護協会が感染防止拡大に伴う熱中症から医療従事者を守ろうと、企業等からの寄付金を活用。各都道府県の看護協会を通して全国の医療機関等に配布されているということです。

クールベストを試着した看護師。「とても快適です」とにっこり=9月2日

ベストは、帽子やアイガード、マスク、ビニール製ガウン、二重の手袋等で完全防護姿で勤務することが多い外来看護師と3B病棟看護師を中心に貸与。発熱患者対応を行う外来看護師は炎天下で車中待機する患者さん対応のほか、コロナ陽性診断後に医師が入院の必要性を判断する「メディカルチェック」を受ける患者さんの診察介助や採血などを行っており、担当看護師によると「高熱の方が多いため診察室はエアコンが弱め」といいます。

また、病棟では患者さんの清拭やシャワー浴の介助のほか、ベッドのシーツ等を除菌して洗濯室に運ぶなども防護服を着たまま行うので「毎回汗だく。体力面での消耗も激しく、長い時で3時間近くも防護服を着たままの看護師もいる」と師長。さっそくベストを試着した看護師らは「とても快適で業務がはかどり、ケアに専念できますね」と話していました。