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看護方式PNS

1. PNS®とは

PNS®とは、「パートナー・ナーシング・システム」の略称です。2人の看護師が安全で質の高い看護を共に提供することを目的としています。良きパートナーとして対等な立場で互いの特性を活かし、相互に補完し協力し合うことで毎日の看護ケアをはじめ委員会活動・病棟内の係の仕事に至るまで1年を通じて活動し、その成果と責任を共有する看護方式の事をいいます。

福井大学附属病院が開発し2014年に商標登録された新しい看護方式です。当院では2015年度よりPNS®を導入しました。

2. PNSについて

お互いの違いを生かし「シナジー効果」が発揮できるように年間パートナーを決定し、部署内で主任看護師がコアとなるグループを編成します。

「個人」「パートナー」「グループ」「部署」で相互に補完し、患者さんにとっても安心・安全な看護が提供できます。

①主任を核としたグループ運営

補完の四重構造

③教育体制(フレッシュパートナー

新入職者、規則入職者、職場復帰時など、安心して仕事が出来るまでの一定期間はフレッシュパートナーとして3人目のパートナーとなります。日々教育を受けながら、看護実践が行えます。

3. 3つのPNSマインドとPNS方式を成功に導く3つの要素

他者に依存するのではなく、1人のプロフェッショナルとして自分の頭で考え、自らを助けるという心の持ちようのことをいいます。

①自立・自助の心
②与える心
③複眼の心

PNS方式を成功するために必要な3つの要素です。相手を思いやり、尊重することで信頼関係をパートナーと築くことがPSNを成功させる大切な要素です。

①尊重
②信頼
③慮る

4. PNS定着に向けて当院での活動内容の様子

①PNSワーキンググループ

看護部全体でPNSが定着できるようワーキンググループを立ち上げ活動しています。

②主任会の様子

グループのコアである主任

5. PNS用語の定義の紹介(福井大学PNS®の手引きより引用)

1 パートナー パートナー選定会議によって決定した、1年を通して、担当患者の看護から委員会活動、病棟内の係りの仕事に至るまで、相互に補完し協力し合ってともに活動する同僚。
2 グループ 1人の副看護師長(当院では主任)をコアとして何組かのパートナーがまとまり、1年を通して協働していく仲間。
3 ペア 日々の看護業務を協力して遂行する同僚。
4 チーム その日、協働する各ペアをチームという。例えば、A~Eの5ペアあれば、Aチーム、Bチーム、Cチーム、Dチーム、Eチームと呼ぶ。
5 担当看護師 入院から退院するまでを通して患者の看護計画立案から評価、退院支援まで責任をもって担当する看護師。パートナーが副担当看護師となる。
6 受け持ち看護師 日々の割り振りによって割り当てられた患者を、その日1日責任を持って受け持つ看護師。
7 フレッシュパートナー 新人は、1組のパートナーに3人目として加わる。そのパートナーをフレッシュパートナーと言う。
8 補完 互いの看護業務の不十分な部分を補い合い、確実なものにすること。質的な補完と量的な補完がある。質的な補完は、人材育成や安全で安心な看護の質を確保するための補完体制である。量的補完は、病棟活動における業務負担の偏りを予防したり、定時終業できるようタイムマネジメントを行うための補完体制である。日々のタイムマネジメントにおける量的な補完体制については、「業務の優先順位を考えること」「自分にしかできない業務は残さないこと」「自分にしかできない業務は残さないこと」「請け負うこと」がポイントとなる。
9 リシャッフル 日勤の各チームの業務量の差を補完するため、午後、チームを再構成し、再構成されたチームで定時終業を目指し協力して残務に取り組む体制のこと。